敬具が大きい④
触点の阿呆まで、金閣寺でも欹てよう、きぃんかーくぅぢぃーーーーっ、寝言は寝て言え、ネゴと跳ねて家。
…再びな起床に木天蓼がおちょくる。惨憺な光景に、ぶれすていきんぐ、やりました。
窓は割れ、そこに精一杯背伸びして広がる紺色銀河。恒星の一つ一つが無駄に大きくて、空を覆って滅ぼしては徐行してゆくような、果てて穿つ虚構を感じてしまう。
だけど、私の中の私の中で私の中の私の中の私で私の中から私を渡したがっていることを、疼く腰回りが教えてくれる。
釈実、バババ抜き。極端だ、うずらのたまごす。
おそらく、風靡。
多分、風邪。
風邪山羊。
竇…、
宇宙が、割れて、中身、が、飛び出て、染み込んで、飛び出て、暮らして、燃やして、晒して、聞かせて、戻して、まやかし、肥やし、冷やし、増やし、椰子、死
んで
たまるかボケェ〜
間も無くキューが出た。私の出番のようだ。外の曇天は、私の脳味噌の中身を浮かべた色をしていた。
「もう少しで、あなた死んでましたよ」
お医者さんが頭の上のドーナツで反射光を生んだ。
でも、私にはわかる、もう私は死んだ。
だから、これからは、わたしがわたし。
(おしまい)