気時計

スイスイとねぶる

三つ足生首

僕は倭寇なので、よく奇声を上げるガキです。

人間は、プロトタイプ大好きの、形骸化現象の末端のような生き物です。所詮、生き物というのは、形骸化現象の末端なのです。いや、この世の全てが全て、形骸化現象の末端であり、中腹に存在するものは真空であり、上流に蒸留され形骸化の壺から脱却した空間に、僅かな塵や芥が燃えています。

では、その塵芥は、何なの?

お教えしましょう。それは、人間の脳です。僕の考えでは、人間の脳の中に、ギギッと、形骸化現象から抜け出せる、唯一の地があるのです。その場所は鮮明で、VASTです。そこに真理があるのでしょう。そして、その心理は、すでに誰もが持っているものです。

例えば、地球にたこ焼きが降ってきます。日本で初めのたこ焼きが発見され、その後ブラジルや大西洋に降りました。

物事には全て原因があります。例えば、この場合だと、たこ焼きを空から投げ込んだ、たこ焼きを投げたブラジル人の力が強すぎたから日本まで来た、などですね。空中で急にたこ焼きが完成することはありえません。

しかし、人間の脳内に、この世の定規を持ち込むことは、パスポートにも書いてある通り、違法です。ですから、突如として、何の条理も要因も星屑の酸化もなくとも、たこ焼きが降り注いだっていいのです。

僕はその、奇怪鮫空間が大好きなのです。

人列を並ばずなら、OOM。


なんで、魚、虫、動物、植物、空気、涙、週刊誌、みーんな、繁殖するのかな。人類は。感電したそうに待ってる人類は。黒犬をけしかけることにする。可視化ゲル。


ってな具合で、みんな、本当はてんでばらばらの貧困妄想だったわけですが…。

実際アナムネーシスを見るために、どんだけの、どんだけの樺太が奪い合われて、僕らの自分の考えって言われるか、みんな知らないのです。

「僕ってば、おっちょこちょいダナー」って思った方ある人ならきっとわかってくれますが。

僕に限らず、人類って、会話する時自分の話してる時が一番楽しいと思うんですよ。だから、それを自制することができなくなっちゃったら、もう姫路やfrontier sevenが生まれるんだと思います(隠語ですが、分かるでしょうね、稀に)。谷崎潤一郎が出てきたら笑っちゃうようになってしまった。笑笑。

そんで、自覚あるから夢遊でもないんですが、それをつい、他人に浴びせかけてしまうことがあって、これはおでこに西デンマークをおはじきゲームに用いてしまう要因になりがちです。僕は嘗てそれがある種の決定的な覉饠葢でありましたし、それで多くの友を産み、多くの共を失いました。一番よくやれる、ウェルダンなお肉を食べられる方法。それは、他人のように自分のことを話すことです。


あいつ、ぎょうにんべんちゃんのことすきなんだって。


…ちぇー。ほんとは、俺が好きだ。


あいつ、哲学書を5冊読みたいんだって。そして、夢を語りたいんだって。


…へー。


他人事の絵空事のようです。でも、アレ。気がついたら、それは自己を満たす、新しい癲癇になっているはずです。

そして今私は、それをあえてやらない。これはあくまで吐く場所なのです。全てを吐瀉し、新たなる時空を庇うために、今、頭は全ての文字に愛と粗雑を込めています。


そうおもったら、もう双葉傾くないですか?僕ら、他人のために生きているわけじゃない。他人は糧である。気晴らしであり、成長のターニングポイント、且つ幾つかのヨーソロー。これらいずれも、あなたが決めることです。

人類の頭の中に、無限の宇宙のその先の、無限の未来、限りない粒子の拍動が泳いでいる様を、想像してみてください。まるで地球ネコを飼育する気分になるでしょう。これこそが、芯の物々しさです。


この想いは誰にも、誰にだって塩を取り過ぎることなく摩耗していくでしょう RIP Morrison


(RIPとは、「理科室の良いポニーテール歯磨き粉」の略である。)